100まるは今日もまるい
うちの子とかをまとめるところにしたい

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白い肌に濡れたような瞳、家紋は勢一角獣と城壁。
森の奥の館にひとり歌を口ずさみながら住まう領主。

彼女の歌は天にも昇るようなきれいなものだが、それ故に妖精すらも引き連れてしまう。
集まりに集まった妖精を御しきれなくなった結果、イタズラの被害を受けやすい不幸体質に。
そんなことからついた二つ名は”魔歌卿”。彼女の歌は魔を呼び寄せる。

他の人には迷惑をかけられまい、しかし歌をやめたくはないと館に引きこもることに決めた。
今回はそんなところにわざわざ出張ってきた作劇卿の尽力に答えるため、舞台への参加を決める。

舞台では楽曲を歌うセイレーン。おかげで集まった妖精によって舞台裏が大変なことになった。
いたずら被害者という名のイベントCG回収役である。

昔に彼女の叙勲を受けた物好きな騎士もいたらしいが、それはまた別の話。